葬儀社を選ぶなら大手が安心

葬儀社を選ぶなら大手が安心 もし大切な人が亡くなった時、葬儀を葬儀社に頼んで執り行うとしたら、大手の葬儀社を選ぶのが一番無難です。なぜなら、大手なら細かい配慮まで行き届いたサービスを提供してくれるからです。たとえば、故人が付き合いの広い方だった場合は、それだけ多くの弔問客が参列できるような会場を備えているでしょうし、逆に生前故人が身内だけで葬儀を済ませたいと言い残していた場合も、家族葬や直葬などといった様々なプランからの選択に、臨機応変に対応してもらえます。
会社によっては、遠方から訪れたり高齢であったりする参列者を迎えるにあたって、宿泊施設を完備しているところもあります。また、事前相談だけでなく、葬儀が終わってからの相談にも応じてもらえるので、たとえば仏具や墓石などを用意する際も、安心して進めていくことができます。いざという時に慌てず葬儀の準備ができるようにするためにも、日頃からそのような葬儀社の情報を収集するように努めると良いでしょう。

心付けを渡すかどうか

心付けを渡すかどうか 葬儀には数多くの人が携わってくれますが、その人たちに感謝を表すために、心付けを渡すことがあります。葬儀のサービスとは別で、相場は大体数千円程度です。渡す際には不祝儀袋や無地の封筒を使用します。そして霊柩車のドライバーを始めとした葬儀社のスタッフや、火葬場の従業員などが対象になります。
また個人への手渡しが基本なので、場所によっては喪主が直接渡せない場合もあります。そのことを考えて、誰か手が空いていそうな人に任せておくことも多いです。けれど心付けはあくまでも気持ちを表すためのものなので、必ず渡さなければならないわけではありません。地域や関係性にもよりますが、渡さないからといって顰蹙を買うようなことはないでしょう。ただ葬儀社によっては、受け取らないことをルールにしていることもあります。もし葬儀の際に渡すか渡さないか気を揉みたくないのであれば、受け取らないとあらかじめ宣言している葬儀社を選ぶという手もあります。